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論文

Continuum-discretized coupled-channels method for four-body nuclear breakup in $$^6$$He + $$^{12}$$C scattering

松本 琢磨*; 肥山 詠美子*; 緒方 一介*; 井芹 康統*; 上村 正康*; 千葉 敏; 八尋 正信*

Physical Review C, 70(6), p.061601_1 - 061601_5, 2004/12

 被引用回数:154 パーセンタイル:98.31(Physics, Nuclear)

$$^6$$He+$$^{12}$$C反応におけるハロー構造の影響を調べるために、4体CDCC(離散化連続準位チャンネル結合法)法を提案する。この手法を用いて核子あたり38.3MeVでの弾性散乱断面積の研究を行った。$$^6$$Heをガウス展開法を用いて$$alpha$$+n+nという三体波動関数の形で記述し、$$^{12}$$Cの波動関数の密度分布とともに二重たたみ込み法によりチャンネル結合ポテンシャルを求めた。$$^6$$He+$$^{12}$$C反応と$$^6$$Li+$$^{12}$$C反応を比較することにより$$^6$$Heのハロー構造の影響についての議論を行う。

論文

In-medium effects in eta photo-production through the $$S_{11}$$ resonance in the relativistic approach

丸山 智幸*; 千葉 敏

Progress of Theoretical Physics, 111(2), p.229 - 243, 2004/02

相対論的平均場理論を用いて、原子核中での光子による$$S_{11}$$共鳴を経由するイータ粒子生成における媒質効果の研究を行った。このために核子と$$S_{11}$$共鳴に対するディラック平均場の強さを独立に変化させた。その結果、核子に対する平均場が核子の有効質量を減少させ、それが$$S_{11}$$共鳴の幅を増加させ、逆に$$S_{11}$$共鳴に対する平均場効果が小さいために共鳴のピーク位置がシフトし、この二つの効果によって$$^{12}$$C($$gamma$$,$$eta$$)反応で観測された$$S_{11}$$共鳴の媒質効果が理解できることが判明した。

論文

Coupled-channels optical potential for interaction of nucleons with $$^{12}$$C up to 150MeV in the soft-rotator model

千葉 敏; 岩本 修; Suddrovitskii, E. S.*; 渡辺 幸信*; 深堀 智生

Journal of Nuclear Science and Technology, 37(6), p.498 - 508, 2000/06

核子と$$^{12}$$Cの反応を記述する光学ポテンシャルを得るために、軟回転体模型を用いて$$^{12}$$Cの集団準位構造、B(E2)データと中性子及び陽子反応断面積の統一的な解析を行った。異なる励起準位への遷移を記述するために、軟回転体模型による集団準位構造の解析により得られた励起準位間の結合強度が本質的に重要であることが判明した。また、陽子散乱データを解析に含めることにより、高いエネルギー領域までの光学ポテンシャルを精度良く決定することが可能となった。この結果、このモデルが150MeVまでのさまざまな観測量を良い精度で記述できることがわかり、高エネルギー核データライブラリーを初めとする核子入射核反応データ整備の強力な手法となり得ることが示された。

論文

Response function measurement of a synthetic diamond radiation detector for 14 MeV neutrons

金子 純一; 池田 裕二郎; 西谷 健夫; 片桐 政樹

Review of Scientific Instruments, 70(1), p.1100 - 1103, 1999/01

 被引用回数:22 パーセンタイル:77.39(Instruments & Instrumentation)

ダイヤモンド放射線検出器は$$^{12}$$C(n,$$alpha$$)$$^{9}$$Be反応を用いることで14-MeV中性子エネルギースペクトロメータとして動作する。さらにダイヤモンド放射線検出器はコンパクトサイズ、高検出効率、十分な耐放射線性等の優れた特長を持つ。そこでダイヤモンド放射線検出器はITERにおけるプラズマイオン温度分布測定システム用14-MeV中性子エネルギースペクトロメータの有力候補と考えられている。最近の結晶合成技術の進歩により、高純度単結晶ダイヤモンドの入手が可能になってきている。それらの結晶を用いて放射線検出器を試作し、14-MeV中性子に対する応答関数測定を行った。その結果$$^{12}$$C(n,$$alpha$$)$$^{9}$$Be反応で生じたピークを人工ダイヤモント放射線検出器として初めて観測することに成功した。

論文

Nucleon interaction with $$^{12}$$C studied by the soft-rotator model and a limit on the charge-symmetry breaking in the nuclear mean field

Sukhovitskii, E. S.*; 千葉 敏; 岩本 修; Y.V.Porodzinskii*

Nuclear Physics A, 640(2), p.147 - 162, 1998/00

 被引用回数:19 パーセンタイル:70.06(Physics, Nuclear)

Soft-rotator模型を陽子・原子核反応に適用できるように拡張し、それを用いて$$^{12}$$Cの集団準位構造、電磁遷移確率と核子(中性子及び陽子)の反応断面積の研究を統一的に行った。拡張された模型は、これらの物理量に対する観測値を良い精度で再現できることをがわかった。ただし、入射エネルギー40MeV以上における、第一励起準位への陽子非弾性散乱の後方角度の異常な振る舞いを説明することはできなかった。次に、中性子と陽子に対して得られた光学ポテンシャルの実数部における差から、原子核平均場中における核力の荷電対称性の破れに関する考察を行った。結果は(-0.6$$pm$$4.4)%であり、明確な結論を出すことはできなかったが従来の手法に比べてより信頼でき、かつ厳しい制限を与えることができた。荷電対称性の破れをさらに高い精度で検証し、かつ上述した陽子散乱の後方角における異常性の原因を調べるためには、現時点で不足している高精度の中性子散乱断面積データが必要だと思われ、今後そのような測定が行われることを期待する。

論文

Measurements of neutron spallation cross sections of $$^{12}$$C and $$^{209}$$Bi in the 20- to 150-MeV energy range

E.Kim*; 中村 尚司*; 紺野 敦子*; 上蓑 義明*; 中西 紀喜*; 今村 峯雄*; 中尾 徳晶*; 紫田 誠一*; 田中 進

Nuclear Science and Engineering, 129(3), p.209 - 223, 1998/00

 被引用回数:66 パーセンタイル:97.25(Nuclear Science & Technology)

$$^{12}$$Cと$$^{209}$$Biの中性子核破砕断面積は20から150MeVのエネルギー領域のp-$$^{7}$$Ni準単色中性子場で測定された。照射実験は東大核研(INS)、原研高崎研(TIARA)、理研で行われた。中性子スペクトルはTOF法で測定され、単色中性子ピークフルエンスの絶対値はTIARAでは反跳陽子カウンターテレスコープで、INSと理研ではLiターゲットの放射化法で測定された。本研究では$$^{12}$$C(n,2n)$$^{11}$$Cと$$^{209}$$B(n,xn)(x=3,12)反応の断面積を求め、得られた実験値は他のグループの実験値やENDF/B-VIデータと比較を行った。比較の結果、我々の実験値は他のグループの実験値やENDF/B-VIデータとよく一致している。本論文で述べられている20MeV以上での$$^{209}$$Bi(n,xn)反応と40MeV以上での$$^{12}$$C(n,2n)$$^{11}$$C反応データは、今まで存在しなかった初めての実験値である。また、$$^{209}$$Bi(n,xn)(x=3,12)反応は高エネルギー中性子スペクトロメータとして応用できると考えられる。

報告書

Consistent analysis of collective level structure and neutron interaction data for $$^{12}$$C in the framework of the soft-rotator model

Sukhovitskii, E. S.*; Y.V.Porodzinskii*; 岩本 修; 千葉 敏

JAERI-Research 97-059, 24 Pages, 1997/09

JAERI-Research-97-059.pdf:0.94MB

Soft-rotator Modelを用いて$$^{12}$$Cの核構造及び中性子との相互作用データの解析を行った。はじめに$$^{12}$$Cの低集団励起レベル構造の解析を行い、これらのレベルを良く再現できることが分かった。この解析によって得られた内部波動関数は中性子全断面積及び散乱断面積の計算のために使用した。これらの解析から得られた4重変形パラメータはO-164であり、過去によく使用されてきたsymmetric-rotator, vibrator modelにより得られる約0.6という値と比べ、かなり小さい値となった。しかし$$beta$$振動の関数として平均した4重極の実効的強度は過去の研究のものと同じ程度となっている。これは$$^{12}$$Cの波動関数の$$beta$$$$_{2}$$自由度に対する柔軟性によるものである。この質量数領域においてSoft-rotator Modelはバンド構造及び中性子散乱データをよく再現することが分かった。

論文

Consistent description of collective level structure and neutron interaction data for $$^{12}$$C in the framework of the soft-rotator model

千葉 敏; 岩本 修; 山内 良麿; 杉本 昌義; 水本 元治; 長谷川 和男; Sukhovitskii, E. S.*; Y.V.Porodzinskii*; 渡辺 幸信*

Nuclear Physics A, 624(3), p.305 - 327, 1997/00

 被引用回数:28 パーセンタイル:80.18(Physics, Nuclear)

原研タンデム加速器を用いて、28.2MeV中性子に対する$$^{12}$$Cの弾性散乱及び非弾性散乱断面積の角度分布を測定した。得られた断面積データに集団励起レベル構造データ及びほかの中性子散乱データを加え、$$^{12}$$Cの20MeV~40MeVまでの断面積データ及び構造データを統一的にSoft-rotator modelを用いて解析することを試みた。はじめにSoft-rotator modelを用いて集団励起レベルをよく再現できることを確かめた。次に得られた固有波動関数を使用して、中性子断面積の計算のためのチャンネル結合法の結合ポテンシャルを計算し、断面積データをよく再現することを見いだした。この研究は28.2MeV中性子に対する$$^{12}$$Cの新しい散乱断面積データを得るとともに、このデータの解析を通して、この質数領域でSoft-rotator modelを用い、構造と中性子散乱を同時にまた非常によく記述できることを最初に示したものである。

論文

Decay properties of $$^{245}$$Cf

間柄 正明*; 篠原 伸夫; 初川 雄一; 塚田 和明; 飯村 秀紀; 臼田 重和; 市川 進一; 鈴木 敏男*; 永目 諭一郎; 小林 義威; et al.

Radiochimica Acta, 72, p.39 - 43, 1996/00

タンデム加速器で$$^{238}$$U($$^{12}$$C,5n)反応により生成する$$^{245}$$Cfの壊変特性について放射化学的手法を用いて研究した。$$^{245}$$Cfは1950年に発見された最初のカリホルニウム同位体であるがその後の研究にもかかわらず$$alpha$$-、EC壊変様式の詳細は明らかではない。本研究では$$^{245}$$Cfを迅速イオン交換分離法により核反応によって多量に生成する核分裂生成物から分離、精製を行い、その$$alpha$$-、x-、$$gamma$$-線の測定を行った。$$^{245}$$Cfの$$alpha$$線とEC娘核種の$$^{245}$$Bkの$$gamma$$線の測定より$$alpha$$/EC分岐比を実験的に求めた。さらに$$alpha$$線の精密測定によりその微細構造を得てこれにより$$alpha$$-壊変の娘核種$$^{241}$$Cmの慣性モーメントを求めそれに基づいて$$^{241}$$Cmの基底及び励起状態のニルソンレベルを決定し$$^{245}$$Cfの$$alpha$$壊変様式を得た。

報告書

Polarized proton induced breakup of $$^{12}$$C at 16 MeV

桑折 範彦*; 渡辺 幸信*; 樫本 寛徳*; 羽根 博樹*; 青砥 晃*; 納冨 昭弘*; S.Widodo*; 岩本 修*; 山口 良二*; 相良 建至*; et al.

JAERI-M 92-029, 46 Pages, 1992/03

JAERI-M-92-029.pdf:1.46MB

16MeV偏極陽子による$$^{12}$$Cの崩壊反応から放出される陽子及び$$alpha$$粒子の二重微分断面積と偏極分解能を測定した。測定された陽子及び$$alpha$$粒子のエネルギースペクトルを3体あるいは4体への同時崩壊過程を考慮した理論に基づいて解析した。その結果、測定された低エネルギー領域の連続スペクトルは理論計算によって良く説明できた。

論文

Scattering of 28.2MeV neutrons from $$^{12}$$C and 18.5MeV neutrons from $$^{52}$$Cr and $$^{60}$$Ni

山内 良麿; 杉本 昌義; 千葉 敏; 水本 元治; 長谷川 和男; 渡辺 幸信*

Nuclear Data for Science and Technology, p.717 - 719, 1992/00

20MeV及び30MeV領域での中性子散乱断面積の原研タンデム加速器による最近の測定結果を国際会議で報告する。$$^{12}$$Cによる28.2MeV中性子の、及び$$^{52}$$Crと$$^{60}$$Niによる18.5MeV中性子の弾性、非弾性散乱微分断面積を飛行時間法により200~140゜まで測定した。これらの実験データについて、光学模型、集団運動模型にもとづくチャンネル結合理論による解析を行い、ヌレーン模型により陽子散乱との比較を行い、中性子散乱断面積の物理的性質を調べた。

報告書

$$^{238}$$U,$$^{232}$$Th,$$^{12}$$Cの18MeV中性子に対する中性子二重微分断面積の測定

馬場 護*; 松山 成男*; 伊藤 卓也*; 伊藤 伸夫*; 前田 一人*; 平川 直弘*

JAERI-M 91-059, 30 Pages, 1991/04

JAERI-M-91-059.pdf:1.06MB

$$^{238}$$U、$$^{232}$$Th及び$$^{12}$$Cの18MeV入射中性子に対する中性子生成二重微分断面積の測定を行った。新たに改発したポストチョッパーや検出器のタイミング特性の改善により、エネルギー分解能が改善された。測定は30゜~145゜、0.8~18MeVの範囲で行った。得られたデータをJENDL-3、ENDF/B-IV($$^{12}$$CについてはB-V)のデータと比較し、食い違いの原因を検討した。$$^{238}$$Uと$$^{232}$$Thの二次中性子の非等方性は、核分裂中性子が等方であると仮定するとKalbach-Mannの系統式により良く再現されることが分かった。$$^{12}$$Cの散乱断面積と連続中性子のスペクトルは両評価値とかなりの差を示した。

論文

Experimental work and facilities in Japan

山内 良麿

Proc. of a Specialists Meeting on Neutron Cross Section Standards for the Energy Region above 20 MeV, p.57 - 64, 1991/00

20MeV以上のエネルギー領域における標準中性子断面積に関するNEANDC専門家会合において、原研での28.2MeV中性子の$$^{12}$$Cによる散乱断面積の測定、原研での実験装置、測定方法を中心に、日本でのこの分野の研究と実験施設についての報告である。中性子断面積の絶対値を出すためには、標準中性子断面積への規格化や標準中性子断面積による中性子検出効率の決定が必要であり、その1つである$$^{7}$$Li(p,n)$$^{7}$$Be反応標準断面積の現状についても言及する。又中性子検出効率を求める有力な方法の1つとして、D(d,n)$$^{3}$$He反応から放出される中性子と$$^{3}$$He粒子の同時計数法に関する原研での計画についても述べる。

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